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公開日:2019.07.26

綾瀬高校
陸上と弓道で全国へ
齋藤(3年)、北之園(2年)がインターハイ

  • 中央左が北之園亜紀さん、中央右は佐藤晴菜さん、山家リンダ花梨さん(左・2年)と大竹未来音さん(右・3年)の4人で全国大会へ出場する。写真右は円盤投げの齋藤祥太郎さん

 全国高等学校総合体育大会(インターハイ)が7月27日に鹿児島市などで始まる。市内の高校からは綾瀬高校の齋藤祥太郎さん(3年・清川緑)が沖縄市で行われる陸上競技男子円盤投げ、北之園亜希さん(2年・座間南)が宮崎県都城市で行われる弓道女子個人に出場する。



目標の舞台へ



 齋藤選手は清川村の自宅から学校まで毎朝2時間半かけて通学している。



 中学生で投てき種目を始め、円盤投げでインターハイ出場選手を輩出した綾瀬高に進学。1年の新人戦で県4位、2年で県2位、関東6位の成績を残した。迎えた3年生では県2位、関東5位で初めてインターハイの切符を手にした。



 自己ベストは関東で記録した45m89。「コンディションが悪い中で自己ベストが出た。全国では50mに挑みたい」と話す。



最後の枠、先輩と



 弓道の北之園さんは5月の県予選会で個人代表2枠の1つを手にした。



 団体でのインターハイ出場をめざすなか12射中12射的中の選手が1枠目を手にしたため、11射的中の北之園さんら4人で最後の1枠を競った。



 先に的を外した選手が脱落する決定戦で2射連続的中させ、「ずっと憧れてきた」先輩の佐藤晴菜さん(3年・厚木藤塚)と最後の出場枠をあらそい出場権を獲得した。



団体でも全国



 綾瀬の弓道部女子は8月17日と18日に福岡県で開催される第21回紫灘旗全国高校遠的弓道大会団体に県代表(4校)として出場する。遠的は60m先にある直径100cmの的で得点を競う競技。



8月7日と8日



 今年のインターハイは鹿児島、熊本、宮崎、沖縄などに競技会場が分かれ、8月20日まで全30競技に約3万7千人が参加し「高校日本一」をめざして熱戦を繰り広げる。



 弓道女子個人は8月7日に予選、決勝、陸上男子円盤投げは8月8日に予選と決勝がある。弓道女子個人には96人、陸上男子円盤投げには66人がエントリーしている。

 

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