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奇跡の連携で命救う AEDと心肺蘇生、倒れた男性「感謝の言葉しかない」

社会

掲載号:2019年8月23日号

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左から小林さん、宮北さん、宇野さん、荒内さん手前は感謝状を贈る小菅誠二消防長 =綾瀬市消防本部
左から小林さん、宮北さん、宇野さん、荒内さん手前は感謝状を贈る小菅誠二消防長 =綾瀬市消防本部

 AED(自動体外式除細動器)と心臓マッサージなどの心肺蘇生で人命を救ったとして、綾瀬市消防本部はこのほど、市民4人に感謝状を贈った。現場に居た4人の連携が心肺停止状態の男性を救った。

 関係者をまとめると、今年4月21日午後0時50分ごろ、綾南地区センター2階の第1会議室で卓球をしていた67歳の男性が突然意識を失い、頭から倒れた。

 その場にいた荒内史子さん(寺尾北)が駆け寄り脈と呼吸が無いことを確認。即座に胸骨圧迫の心臓マッサージなど施した。荒内さんには看護や救命の経験はなく、とっさの対応だったという。

 事務室で知らせを受けた職員の小林泰代さん(落合南)が119番通報し、宇野明さん(落合北)が事務室からAEDを持ち出し2階へ上がり、佐藤さんの胸にAEDのパッドを装着すると通電の指示音が鳴り電気ショックを施した。

 一旦は呼吸と脈が回復したもののふたたび指示音が鳴り通電を続け、再び呼吸と脈が戻った。

 サークル仲間の宮北光雄さん(上土棚北)がこの様子を消防署に通報したことで、救急隊員に加え、救命時に出動する消防隊員も出動できた。

 倒れた男性は搬送中に意識を回復し、5月末に夫婦で地区センターを訪れ感謝を述べたという。

幸運重なる

 綾南地区センターは中央公民館や文化会館などの指定管理者(株)オーエンスが運営し、71人の職員全員が救命講習を受講済みという。同社、中央公民館の高木徹館長は「消防OBも職員に採用するなど万全を期している。命が助かって本当に良かった」と話す。

 男性が倒れてすぐに心臓マッサージと人工呼吸(心肺蘇生)を受けることができたこと、AEDがその場にあったこと、AEDを冷静に扱える消防OBがいたことなど様々な幸運が重なり1人の命を救うことができた。

 本紙の取材に男性は「感謝の言葉しかない」と話していた。

事務室にあるAED
事務室にあるAED

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