綾西バザール商店街で9月28日(土)に「あやせ音楽祭」が初開催される。商店街と交流する綾瀬市出身のシンガーソングライターが参加を呼びかけた音楽仲間ら11組が集まり、歌声と奏でる音で地域を盛り上げる。
看護師でケアマネージャー、2児の母で元メジャーアーティストの大光寺圭さんは、子育てと仕事、音楽活動を共立している。綾西バザールで毎月第3日曜日に開かれる商店街マルシェ「みんなの広場大市」のライブに出演し、商店街のイメージソング「ノスタルジックな愛のうた」を作詞作曲した。その楽曲が長閑な商店街のBGMとして流れている。
大光寺さんが「ノスタルジック」と慕う商店街は住民の高齢化で活気を失いつつある。危機感をもつ店主らと交流するなか、今回の音楽祭開催がトントン拍子で実現することになった。
大光寺さんはフジテレビの人気番組「ごきげんよう」に楽曲を提供した元メジャーアーティスト。高校卒業後に看護師の資格をとり介護施設に就職したあと、2006年にメジャーデビューしたが「当時は地元を意識することもなく歌っていた」。
デビューから4年後に長女を出産し、現在は2児を育てながらケアマネージャーとして藤沢市内の事業所に勤務し、再開した音楽活動を通じて「地域の温かさ」を知った。
音楽祭は綾西バザール商店街・中央広場で正午から午後7時半まで。大光寺さんはオープニングで女性2人の太鼓奏者とコラボし、トリでオリジナル曲を歌う。
当日はキッチンカーの出店もある。少雨決行。(問)バザール商店会、井田智之さん【携帯電話】090・8053・1451。
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