安浦2丁目、聖徳寺坂下にある三上医院(内科・小児科)では、玄関に入るなり幅1・2mを超える巨大な水槽5つが出迎える。その中では体長40cm以上の、大型ナマズ2種、スッポンモドキ、クビナガガメらがそれぞれの水槽で悠々と泳いでいる。
待合室には同程度の大水槽が4つあり、体長1m以上の「アルビノヨーロッパオオナマズ」や、体長60cmの「アジア・アロワナ」、古代魚の「エンドリケリー」17匹など、珍しい魚たちばかりが見られる。奥の診察室に向かう途中にも数種の怪魚や肺魚が生息。ほか「ピパピパ」「バチェットガエル」というカエルや、「マタマタ」「ケヅメガメ」といったカメもいる。
院長を務める三上剛志さん(66)は「30年前に父親から引き継いだ頃から自分の診療所の個性を出したいと思い、空いたスペースで飼い始めました。今では患者さんの緊張をほぐすのにも一役買っているようです」と話す。生物を大きく育てるのが好きで、趣味が高じて当初一つだった水槽が徐々に増えたという。通院者は「待ち時間が長く感じなくてよいと思う」と好意的。子どもたちも興味津々の様子だった。
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