海軍食器に地魚盛って これぞ横須賀どんぶり
第二次大戦中に旧帝国海軍で使用されていた食器(復刻版)に地魚を盛り付けたどんぶりメニューが、三春町にある廻転寿司「にぎり一丁」にお目見えした。
海軍では発足時から金属製の食器を常用していたが、先の大戦中は軍需増強で金属不足に陥り、強度に優れた陶磁器「有田焼」を代用品として使用していた。汐見台で陶器販売会社を営む桑野陶器がこれの現物を入手。当時製造を手掛けていた宮内庁御用達の深川製磁販売(佐賀県)に依頼して復刻した。
「にぎり一丁」の海軍どんぶりは、旬の白身の地魚をたたいてごま和えにした「五十六(いそろく)丼」「三崎まぐろとアボカドの鉄火丼」「三崎まぐろとアボカドのステーキ丼」の3種類。鯛汁とのセットでどれも1000円で提供している。
目玉として売り出している「五十六丼」の発案者は、同店の山中誠副店長。昨冬に公開された映画「聯合艦隊司令長官山本五十六」のワンシーンで主人公の山本五十六が同様の器で茶漬けをすするシーンがあり、これをヒントにメニュー化に挑んだ。「鯛汁をかけて茶漬けにするのがおすすめ。豪快にかきこんで」と話している。
復刻版の海軍丼は、ダイエー内にある軍港めぐりの発券所「汐入ターミナル」でお土産品として販売されている。値段は木箱に入って1点5000円。
|
「ピンクリボン」チャリティー講演会4月23日 |
|
|
|
|
|
<PR>