写真で知る追浜の変遷 サンビーチ追浜で22日から
追浜コミュニティセンターサークル友の会の活動団体「おっぱまはっけん倶楽部」が来週末、京急追浜駅前のサンビーチ追浜4階で『追浜界隈おもしろ写真展』を開催する。
きっかけは、数年前にコミュニティセンターで催された「追浜を知ろう」という講座。「学んだだけで終わるのはもったいない」と、有志で集まりサークルを結成した。「長年住んでいるのに知らない場所・知らないことが多かった」と、メンバーの渡辺泰次さん=写真右=は話す。街歩きや街角の写真撮影などを重ねるうちに、昔の写真もたくさん集まってきたという。そこで、追浜の街の姿を、明治から現在まで写真で辿る展示会を企画した。
集団疎開の写真も
今回、初めて公開される写真もある。浦郷小・追浜小の集団疎開の様子を撮った写真だ。メンバーたちは疎開先(現在の海老名市・藤沢市)の寺を訪問し、当時の話を聞くこともできた。そんな動きもあって、この写真展には、浦郷小で当時、集団疎開を引率した先生も訪れる予定だという。
また、造成などで街が変わる様子、四季を写したもの、追浜から見える風景など約200点もの写真を展示する予定だ。
さらに、「追浜はどんな街だったのか、残していきたい」と、昭和30年代の商店街の地図を作り、展示する。生活の基盤が商店街にあった当時の様子を、地図から見ることができる。「過去の街の姿を知り、これからどういう街にしていくのか、次世代に残していくことも大切なこと」と、この企画を後援するNPO法人「アクションおっぱま」の昌子住江理事長は話す。
現在の活動メンバーは16人。大半は、市外から移り住んできた人だという。「知れば知るほど、おもしろい地域」と、歴史やトンネル・眺望など、各々が興味のある分野で地元の”再発見”に勤しんでいる。
写真展は今月22日(金)から24日(日)の3日間、午前10時〜午後4時、入場無料。
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