横須賀版 掲載号:2015年2月6日号 エリアトップへ

「リサブロー」最後の個展 寄贈作品など約80点

文化

掲載号:2015年2月6日号

  • LINE
  • hatena

 昨年5月、享年89歳で亡くなった画家・木村利三郎氏の追悼展「Risa in Yokosuka」が2月7日(土)・8日(日)、西逸見のウェルシティ市民プラザで催される。主催は同実行委員会、逸見地域運営協議会などが後援している。

 東逸見で生まれ、国語教師などを経て画家の道に進んだ利三郎氏。40歳を前に単身ニューヨークに渡り、50年近く創作活動を続けてきた。暮らしていたのは、多様なアーティストたちが創作活動を行う「ウエストベス・アーティスト・ハウジング(通称・クレージーハウス)」。テーマとしたのは、都市の崩壊と再生、そして宇宙だ。版画(シルクスクリーン)を中心に、「都市シリーズ」など、国内外で高い評価を得ていた。また、2001年9月11日の同時多発テロを自宅アトリエから目撃。自身の創作テーマ「大都市の崩壊」を目の当たりにした。そこで感じた「アメリカ」を巨大な版画作品にするなど、壮大な世界観を表現し続けた。

 現地で永住権を取得していたが、ギャラリーでの個展のために度々帰国。地元逸見では2005年に初めての個展を行って以来、08年・12年と開催。さらに、逸見地域の小学校や横須賀市に絵を寄贈するなど、晩年はさらに地元愛を強くしていた。

 会場では、縁のあった福井県大野市や市内に寄贈した作品を特別に取り寄せ、約80点を展示する。生前から親交があった(有)按針の田口義明さんとの書簡、訃報の知らせをうけた後に届いた”最後の手紙”も公開される。「4回目の個展を準備している中での訃報で、追悼展となってしまったのは寂しい。おそらくこれが最後の個展。利三郎さんの世界観を体感してほしい」と田口さんは話している。

 開催時間は、午前10時〜午後5時。会場は2階市民ホール、入場無料。詳細は事務局【電話】046・822・5671

色鮮やかな表現も目をひく
色鮮やかな表現も目をひく

横須賀版のローカルニュース最新6

アートな「小屋」で地野菜PR

アートな「小屋」で地野菜PR 文化

横須賀美術館に「koyart」出現

10月22日号

焼物×食材で新たな地産地消

市内飲食事業者

焼物×食材で新たな地産地消 文化

アーティスト村で陶芸体験

10月22日号

進化への挑戦 〜コロナ時代の経営改革・事業転換〜 【連載【1】】

岡田電機工業 「最適な職場環境」分析ツール開発

進化への挑戦 〜コロナ時代の経営改革・事業転換〜 【連載【1】】 経済

現場作業をデータで「見える化」

10月22日号

憩いのベンチ木骨煉瓦造り

非常用トイレ 設置を体験

非常用トイレ 設置を体験 社会

浄土寺で住民らが参加

10月22日号

「見て・感じて」鑑賞のススメ

横須賀在住の作家2人に聞く

「見て・感じて」鑑賞のススメ 文化

10月22日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 10月22日0:00更新

  • 10月15日0:00更新

  • 10月8日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

横須賀版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年10月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook