初の休日特別開催
国防を担う幹部候補生2000人が学ぶ「防衛大学校」(走水1の10の20)の学舎を見学できる「防大ツアー」で今月7日、初の休日特別開催が試験実施された。午前と午後50人ずつの定員枠は、募集開始から1週間ですべて埋まる盛況ぶりだった。
当日は入学を検討している親子のほか、観光の一環として自衛隊関連施設をいくつも訪れている人などが集まった。若い女性グループの姿も目立った。卒業式の帽子投げで有名な「記念講堂」や学校の歴史が一目でわかる「資料館」、防大グッズを購入できる「学生会館」などをガイドの説明を受けながら巡った。昼食を済ませた学生が、午後の授業を受けるために教室に向かう「課業行進」は見どころの一つ。訓練された動きは圧巻の風景だった。
防大ツアーは、「学校と自衛隊を身近に感じてもらうきっかけに」(広報担当者)と平成18年6月からスタートしたもの。年間約140日開かれており、これまでにのべ1万8千人が参加している。原則、平日の月・水・金のみの実施となっているが、集客効果に目を付けた吉田雄人市長が学校側に要望して今回の休日開催が実現した。同校では、ニーズの高さを認識しつつも、「(休日開催は)スケジュール的に難しい部分がある」とコメント。現時点では慎重な姿勢だ。
横須賀版のローカルニュース最新6件
|
「ピンクリボン」チャリティー講演会4月23日 |
|
|
|
|
|
<PR>