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横須賀・三浦 社会

公開日:2016.02.19

歩み始めた「芸人の道」
夢に挑む地元の若手3組

 名乗れば芸人─。参入障壁は何もなく、資格も必要ない。成功は実力と運次第。ただ一つの事実は、激しい競争社会であること。そんな世界にあえて挑む若者が横須賀にもいた。彼らは「芸人の道」を歩み始めたばかりだ。

 横須賀発のお笑い芸人集団を旗印とする「0468(ゼロヨンロクハチ)スタイル」の舞台が14日、市文化会館であった。この日の公演の前段として用意されたのが「若手ライブ」。出演は全5組。その内の3組が地元勢だった。

 ピン芸人のハッピー遠藤(24)は、野比出身。芸人養成学校を経て現在は松竹芸能に所属。「ハッピー、アンハッピー」のフレーズを連呼し、身体をくねらせナンセンスギャグを連発。子どもたちの爆笑を誘った。

 オッパショ石は、浦賀在住の幼馴染コンビ。大学卒業を控える2人は、就職せずに芸人修行にまい進する。掛け合い漫才のスタイルだが、「表現手段の一つ」として捉える広田ハヤト(22・左)に対して、蒲谷勇輝(22・右)は「純粋に笑いを届けたい」と舞台に立つ目的は異なる。春からは所属事務所を探しながら、活動を広げていくという。

 岩戸在住のミルクティー梅田(21)も養成学校出身。英国紳士を気取り、ミルクティーをすすりながらギャクを放つ独自の芸風を模索中だ。今回の出演は、主催者に直談判して機会を得た。横須賀・横浜を拠点に活動している。

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