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中島内科クリニック 医療レポート【6】 甲状腺と妊娠に関連あり 不妊治療の新たな可能性
新陳代謝を調節する甲状腺ホルモンと、女性の妊娠に関連のあることが最近の研究で明らかになりつつある。不妊治療の新たな可能性について、普段は甲状腺疾患専門の伊藤病院(東京都)に勤務し、中島内科クリニックでも診療を行う向笠浩司医師に話を聞いた。
のど仏の下に位置する甲状腺。疾患にかかると、体がむくみやすくなる、体の不調が続くなどの症状を引き起こす。20〜40代の女性に多いのが特徴だ。
向笠医師によると、不妊治療中の患者が甲状腺機能を改善したことで、妊娠に至るケースがあるという。「近年は海外の文献で報告されるなど、2つの事象に関連のあることが認知され始めている」。甲状腺の治療により、ホルモンバランスが整えられるためではないかと推測されている。
安産のためにも
「妊娠を考えている20〜40代の女性は1度、甲状腺の検査をしてみては」と話す向笠医師。今後出産を控える女性にとっても、流産や早産を防ぐことにつながると考えられる。同院では血液や超音波による検査の後、投薬の治療を行い、ホルモンの安定を図っていく。
向笠医師は毎週金曜日の午後3時から5時の間、同クリニックで診療を行う。
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