横須賀の魅力を映画という手法で発信していくプロジェクトがいよいよ動き出す。先月27日、横須賀在住の映画監督、矢城潤一さんがメガホンを取る「スカジャン兄弟(ブラザーズ)」の事業説明と資金協力を求める説明会が小川町のヨコスカテラスで開かれた。10月に撮影を開始し、来年6月の上映を目指す。 構想から3年半。製作を進めるための組織が固まり、着手できる環境が整った。事業運営を手掛ける「映画スカジャン兄弟製作(株)」の社長には、矢城監督の実弟である八木達也さんが就いた。
作品の舞台はドブ板通り。便利屋を営む兄弟に人探しの依頼が舞い込み、数々の困難に果敢に挑んでいく物語。クライマックスは、思いもよらない真実が待ち構える。兄弟の兄役を地元出身の俳優、窪塚俊介さんが務める。
製作費として5000万円を見込んでおり、企業と市民に協力を呼び掛ける。種々の特典が受けられる協賛と、利益が出れば配当が受けられる出資の両メニューを用意している。
矢城監督は「映画には色々な可能性があり、それを信じている。横須賀の想いの塊を凝縮した作品を完成させたい」と決意を語った。協賛・出資の説明には、本人も出向いて説明を行うという。
問合せは同社【電話】046・895・0771
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