市の施設配置適正化計画で「老朽化に伴い廃止」とされていた天神島ビジターセンター(佐島)が、建て替えで存続となる方向だ。今月20日に行われた教育委員会定例会で、見直しの計画が明らかになった。
同センターは、天神島臨海教育自然園に隣接する学習施設として1999年に開館。海岸植物や昆虫・魚類の標本・写真、佐島の漁撈用具などを展示している。建物は県から移譲された研修施設を改装したもので、築50年を経過していた。
当初、超長期(38年以内)に廃止としていたが、昨年6月に行った利用者アンケート等をもとに、市教委は見直しの計画を策定。昨年度の同センター利用者数は2万2千人で、2011年度に比べて約1万人増加。市外から来訪が多く、見学に加えて休憩場所としても使われていることから、「自然園の利活用を進めていくうえで、園の価値を伝える展示・教育機能は必要」として、建て替え存続に方針を転換した。
具体的には、再来年度から屋上や外壁の改修に着手し、築70年となる36年度をめどに建て替えを行う方向。併せて、市内外の集客力向上に向けて、民間活力の導入などを検討していく。施設規模に関しては、適正化計画の目的に基づき、縮減率の確保に努めていくとしている。
市の施設配置適正化計画で「老朽化に伴い廃止」とされていた天神島ビジターセンター(佐島)が、建て替えで存続となる方向だ。今月20日に行われた教育委員会定例会で、見直しの計画が明らかになった。
同センターは、天神島臨海教育自然園に隣接する学習施設として1999年に開館。海岸植物や昆虫・魚類の標本・写真、佐島の漁撈用具などを展示している。建物は県から移譲された研修施設を改装したもので、築50年を経過していた。
当初、超長期(38年以内)に廃止としていたが、昨年6月に行った利用者アンケート等をもとに、市教委は見直しの計画を策定。昨年度の同センター利用者数は2万2千人で、2011年度に比べて約1万人増加。市外から来訪が多く、見学に加えて休憩場所としても使われていることから、「自然園の利活用を進めていくうえで、園の価値を伝える展示・教育機能は必要」として、建て替え存続に方針を転換した。
具体的には、再来年度から屋上や外壁の改修に着手し、築70年となる36年度をめどに建て替えを行う方向。併せて、市内外の集客力向上に向けて、民間活力の導入などを検討していく。施設規模に関しては、適正化計画の目的に基づき、縮減率の確保に努めていくとしている。
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