横須賀・三浦 経済
公開日:2017.09.01
アイダ設計
長瀬で宅地開発
2.5万平方メートルの旧海自施設跡地
長瀬2丁目の旧海上自衛隊施設跡地の入札が6月に行われ、株式会社アイダ設計(さいたま市)が落札したことが明らかになった。
一般競争入札で、用途は第1種住居地域。面積は2万5286平方メートル、公示価格13億7000万円。応札者は1社で、落札額は13億7100万円だった。同社は関東圏内を中心に、主に新築分譲や注文住宅を手掛けるハウスメーカー。今回、落札した土地について、戸数や竣工時期などは未定としている。
同地にはかつて、海自の潜水医学実験隊や横須賀病院教育部があり、2013年に田浦の施設に集約。その後は、国有地として空き地になっていた。西側には市内の不動産会社が手掛けた分譲地、海に面する南側には国土技術政策総合研究所等がある静かな立地。久里浜地域運営協議会でも地区内にある公有地の活用に質問が上がっており、関係者は「市外からの移住が増え、街の活気に繋がってくれれば」と期待を示した。
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