衣笠商店街の空き店舗を利用した遊び場「まちなかキッズパーク」が、改修工事を終え、9日(土)にリニューアルオープンする。
主に小学生年代の子どもを中心に利用されてきた同施設。改修後は、大型遊具に加え、親同士のコミュニケーションスペースや、乳幼児向けの遊び場が新設されるなど、幅広い層が使用できる環境が整えられる。
改修前、利用者に行ったアンケート調査で、「市内のイベントや衣笠の情報が載った掲示板がほしい」など、親向けのサービスを希望する声が多く上がっていた。これを受けて、地域情報を共有する掲示板や不要になったおもちゃをもらうことができる棚を設置し、親同士の交流の場を設ける。こちらは飲食の持ち込みが可能で、講座や会議にも無料で貸し出すという。
また、遊具で遊べない乳幼児向けに、積み木やブロックなどが置かれたスペースも新設。さらに、大通り側には、遊び場を利用しない高齢者や通行人のためのベンチを用意するなど、子どもの遊び場という側面に加えて地域交流の場としての役割を持たせる。
同商店街の安斎浩二さんは「子どもの出入りによる賑わいの創出だけでなくサロンのように誰でも集まることができる場所として機能することを期待している」と話した。
記念イベント
当日は、リニューアルを記念したイベントが午前10時から、キッズパーク前で行われる。衣笠名物のキヌガサイダーやポン菓子の販売、バナナのたたき売りなど、子ども向けの企画が用意されている。
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