横須賀市資源循環推進課と高齢福祉課は、ゴミ出しが困難な高齢者を対象に、今年4月にスタートした戸別収集サービスの経過報告を会期中の9月定例議会で行った。
高齢化や核家族化に伴い、自力でごみを出せなくなった世帯が増えている現状に対応するもの。通常は家族や近隣住民、地域の助けあいで支えているが、民生委員が本来の業務を超えて対処していることや、ホームヘルパーがごみの排出時間に間に合わずに持ち帰っているなどのケースがあるという。
対象となるのは、【1】年齢が65歳以上【2】集積所に自力でごみを出すことが困難かつ、支援者が不在【3】介護保険認定が要介護2以上の人で、福祉事務所長が必要と認める世帯【4】住民税非課税、という4つの要件を満たす世帯。市では50〜60世帯を見込んでいるが、現時点では1世帯の利用に留まる。条件に該当すると市の職員が週に1回、「燃せるごみ」「缶・びん・ペットボトル」「容器包装プラスチック」「不燃ごみ」をまとめて戸別収集を行う。
資力のある人には、民間事業者の有償回収サービス(500円〜900円程度)を利用してもらう。
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