横須賀版 掲載号:2018年10月12日号
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”紙(かみ)もの”愛、多彩に表現 百貨店、洋品店の「包装紙」ずらり

文化

さいか屋など横須賀ゆかりの”紙もの”を展示
さいか屋など横須賀ゆかりの”紙もの”を展示
 さいか屋、品川屋、ハラ洋品店、長沢カバン百貨店――。その包装紙や紙袋は、一目見れば分かる店の”顔”のようなもの。三浦市在住のデザイナー、小木久美子さんが10月20日(土)・21日(日)に催す個展「紙のヘンタイ展」では、三浦半島のレトロな『紙』がずらりと並ぶ。

五感で楽しむ

 印刷物やウェブデザインなどを手掛ける傍ら、現代アート作家として活動する小木さんは、自他共に認める”紙ものマニア”。雑誌の切り抜きにはじまり、菓子の包み紙、商品ラベル、世界各国の新聞紙や紙幣など趣味と仕事の研究を兼ねてさまざまな紙を収集する。

 5年ほど前、横須賀中央の元商店から譲り受けたという衣料品店などの古い包装紙や紙袋も、コレクションのひとつ=写真下。どこか横須賀らしい異国情緒を感じるモダンなデザインが目を引く。

「質感や色、文字、図案、デザイン、印刷などから流行や店のこだわりや個性に思いをはせるのが楽しい」と、五感で紙を味わう醍醐味を語る小木さん。個展ではそれらを一堂に展示。「当時を知る人からも、思い出を聞かせてもらえたら」と呼びかける。

 個展タイトルの「ヘンタイ」は、紙への愛と執着だけではなく、形や状態を変えながら新たな意味を持つ面白さも表現したもの。会場では、これまで集めた世界の新聞紙、包装紙から作ったポチ袋、独自の世界観を表現したアート作品なども並ぶ。「物の価値は人それぞれ。役に立つかどうかではなく、身近にある生活の楽しみを見つけるきっかけになれば嬉しい」と笑顔で話した。

 小木さんは、絵本作家として活動する妹の砂山恵美子さんと「QK unit」として横須賀や三浦を拠点に活動。津久井浜の観光マップやポストカード等も手掛けている。

***

 会場は、京急三浦海岸駅から徒歩2分のムジカ・ソアヴェ(三浦市南下浦町上宮田1527の10の2階)、午前10時から午後5時、入場無料。最新情報は「QK unit」で検索。

 会期中の問い合わせは【電話】046・876・5106

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