地元のゆるキャラと日本遺産を学ぼう――。
逸見波止場衛門を模した市の日本遺産シンボルキャラクター「逸見エモン」が今月12日、市立沢山小学校で教壇に立ち、3年生の児童20人に授業を行った。
きっかけは、「総合的な学習」において地域のことを調べる中で、子どもたちが逸見エモンの存在に興味を持ったこと。校外学習で波止場衛門を見学したり、キャラクターのペーパークラフトを作成したりする中で、「会ってみたい」と市に依頼があり、「1日先生」が実現した。
2時限目の授業に登場した逸見エモンは、「横須賀一受けたい授業」と題して、日本遺産について解説。波止場衛門とヴェルニー記念館のスチームハンマー、記念艦三笠など市内の構成文化財に関する説明に、静かに耳を傾けていた。七釜トンネルなど、横須賀ならではの風景に興味を示した児童もおり、「三笠の名前の由来は?」「逸見エモンの年齢は?」など鋭い質問も相次いだ。
講義の後、じゃんけんやしりとりのレクリエーションを楽しみ、児童全員に「観光開運おみくじ」を配布。「楽しい授業だった。ヴェルニー公園に行って、また(衛門を)見てみたくなった」と嘉数さらさんは感想を話した。
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