笑顔で子育て ゆっくり前進 連載26 成長と伴走 「待つ」大切さ
我が家には4人のこどもがいます。上から高2・高1・中1・そして小2の娘、アンジェルマン症候群のうららです。いつもは障害児であるうららのエピソードが中心ですが、今回は兄姉の子育てについて書いてみたいと思います。
実は今、中学1年の次男は反抗期のピーク真っ只中。環境の変化に加え、心も体も大きく変化する多感な時期。親の言うことを素直に受け入れるはずもなく、私が何か言えば「わかってる・うるさい・今やろうと思ってた」のくりかえし。本人も頭では分かっているのに、つい楽な方を選んでしまう。そんな自分に対して、それじゃダメだと余計にイライラ…。長男長女にもこんな時期があったのですが、今では親子でぶつかることがだいぶ減り、何かあった時には”話し合う”という形に自然と変わってきています。次男も早く落ち着いてくれたらと思いますが、それぞれ迎えた「反抗期」に対して、きょうだいのいずれも同じように向き合えばいいものではないので難しい!
子ども自身に「やりたいことを決め、それを続けていくために今、何をしなければいけないのか」を自分で気付いてもらいたい―ということは長男から変わらず伝えていますが、その子によって伝わり方・感じ方が違うなぁと実感。我が子でもそれぞれ違うのだと気付かされます。
そう考えると、障害があってもなくても、子育てはひとりとして同じようにいかないのが当たり前。悩む場面は違えど、あまり干渉し過ぎず、じっと堪えて「待つ」しかないというところは、同じなのかもしれません。
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