住友重機械工業株式会社はこのほど、浦賀のレンガドックに隣接する建物を解体する旨を、市と地元連合町内会等に説明した。
解体が予定されているのは、１９３８年から52年に建てられた２階建ての機関工場と１８９９年築のポンプ所、１９５２年築の社外控所の３棟。建築年数が長く老朽化が著しいことから今年度中の解体を決めたという。
社外控所は、レンガドック活用センターという別名で２００３年から「レンガドック活用イベント実行委員会」の活動場所として市が２階部分を賃借。イベント時にドックの紹介パネルや造船工具を展示し同社のＯＢ等による講演会を行うなど、歴史紹介の場として利用していた。
同社は今年12月から解体工事を予定しており、今後は地元住民からの要望など、調整を図りながら、条例に基づいて解体に係る説明会を行うとしている。
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