横須賀市を東京五輪の事前キャンプ地にしているイスラエル柔道選手団に対し、田戸小学校6年生97人が手作りの観光マップを制作。今月10日には来校した在日イスラエル大使館広報官へ6人の児童代表が3冊のマップを手渡した。
この取り組みは同校の「総合的な学習の時間」の一環。授業で習った英語で地元の”オススメ”を紹介している。児童たちは昨年秋から下調べや制作を開始。クラスごとに計3冊、1人1ページを担当した。
相模屋や中井パン店、伊勢屋をはじめとする人気店のほか、海軍カレーやネイビーバーガーといったご当地グルメ、猿島や記念艦「三笠」などの観光スポットも掲載。写真やイラストと合わせ、「I like Yakitori」「Do you know Kaigun curry?」などの英文を添えている。
3年1組代表の石山青大(はると)くんは「歴史にも触れられ、彫刻もたくさんある」と、聖徳寺を選び、自ら写真撮影も行いページを制作。「イスラエルチームを応援します」と広報官のリバット・エッセル=マリンスキーさんへマップを手渡した。マリンスキーさんは「地元の人たちのお勧めはこの上ない貴重な情報。素晴らしいアイデアで選手たちもきっと喜ぶと思う」と話した。
マップは今後、選手団が今夏に滞在するセントラルホテルの選手客室やフロントのほか、市内5カ所のホテルにも置かれる予定。
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