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横須賀・三浦 文化

公開日:2020.02.28

穴窯の魅力、慕う弟子が伝承
子安の里で作陶、故・岸川さん「遺作展」

  • 穴窯の魅力、慕う弟子が伝承 (写真1)

 郷愁を誘う原風景を色濃く残す西地区・子安の里にある「穴窯」に集まる陶芸愛好家グループ「夢祥窯(ゆめさちがま)会」の作陶展が3月13日(金)から横浜市の港南区民文化センター「ひまわりの郷」ギャラリー(上大岡駅ビル4階)で開かれる。

 穴窯の築造者で昨年3月に87歳で亡くなった故・岸川誠利(せいり)さん=写真=を慕う15人の会員が1周忌の追悼として企画した。岸川さんの陶器を中心に会員の作品を展示する。

 高校の社会科教諭で県立追浜高校や大楠高校に勤務した岸川さん。定年退職後に陶芸の道へと進み、深くのめり込むようになった。67歳の頃、自らの手でレンガを積んだ穴窯と小屋を1年半かけて完成。現在も同会の活動拠点となっている。

 岸川さんは、手で粘土をこねる手捻(てびね)りで釉薬(ゆうやく)をかけない「焼きしめ」という手法にこだわった。自然の灰油が作品に溶け出してつやを与える変化を楽しみ、土本来の素朴さを作品に求めた。人格者としても知られ、小屋に仲間が集まって薪を割り、火を囲みながら談笑して過ごしていたという。「穴窯の魅力にこだわった岸川先生の作品を見て欲しい」と同会の田渕勝廣代表は来場を呼び掛けている。

 作陶展の会期は同月16日(月)まで。時間は午前10時から午後6時(最終日は4時)。入場無料。

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