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横須賀・三浦 社会

公開日:2020.03.20

三浦市・安房埼灯台
海を照らす新シンボル

  • 園内のピクニック広場に設置された新灯台はダイコンにも似た形状

 老朽化に伴い建て替え工事が行われていた三浦市・城ヶ島の安房埼(あわさき)灯台が完成し、今月8日から運用が始まっている。

 「城ヶ島観光のシンボルルとなる親しまれる灯台」をテーマにデザインを公募。集まった107作品のうち、最優秀賞に選ばれた深澤紗綾香さん(三浦市在住)のデザイン案「とんがり屋根の灯台」が採用され、昨年から城ケ島公園内のピクニック広場で工事が行われていた。

 二代目となる同灯台は、高さ16m。三角屋根と白・緑色のグラデーションの灯塔が特徴的で、畑から海が見える三浦市のイメージと野菜のさわやかさを表現。特産のダイコンにも似た形状で、園内を散策していた人らは青空に映える白亜の灯台を写真に収めるなど、早くも新シンボルとして注目を集めていた。

 1962年から島東部の岩場に立ち、安房国(現在の南房総)を望むことから「安房埼灯台」の名がつけられた。旧灯台は近く撤去される。

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