昨年の神奈川県高校野球秋季県大会で55年ぶりの4強入りを果たした三浦学苑の野球部専用グラウンドが全面人工芝化され、先月27日に学校関係者と部員、父兄による竣工式が行われた。
昨年の創立90周年の目玉事業としてグラウンドのリニューアルに着手し、2月に完成していたが、新型コロナの感染拡大を受け、部活動の自粛とともに使用を見合わせていた。この日は、硬式野球部員67人が二手に分かれて紅白戦を実施。3カ月超に及んだ中断期間のうっ憤を晴らすかのように溌溂とした動きで白球を追った。
抜群の練習環境の中で、同部の3年生は今夏の全国選手権と県予選の代替大会に向けて本格的な練習を再開。1・2年生は横須賀初の甲子園出場を目標に、毎日汗を流す。
竣工式の挨拶で、同校の高橋隆一理事長は「3年生最後の大会は、(秋季大会)ベスト4のその先を目指そう。必ずできる」と部員らを鼓舞。キャプテンを務める3年生の立川太一さんは「結果を残し、後輩のサポートに全力を尽くします」と応じた。
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