浦賀中学校出身の古瀬美月選手(19)と吉成名高選手(19)が8月9日(日)、ぴあアリーナMM(横浜)で開催される総合格闘技の祭典「RIZIN」に初参戦する。同級生でもある2人に意気込みを聞いた。
「高い壁」超えてみせる
16歳で安浦町にある格闘技ジム「Y&K MMA ACADEMY」の門を叩いた古瀬選手。柔道をバックボーンに持ち、俊敏なフットワークから放たれる相手の隙を突いた打撃を得意とする。現在4連勝中と勢いに乗る。
対戦相手は、2017年の女子スーパーアトム級トーナメント覇者・浅倉カンナ選手(22)。経験、実績において古瀬選手を上回る選手だ。
これまで古瀬選手を支えてきた母・朱美さんは「勝ち負けよりも美月らしさを貫いてもらえれば」と優しく見守る。
出場の報せを聞き、一撃必殺のハイキックなどさらに磨きをかける古瀬選手。「相手は格上。後悔ないように自分の今持てる力を全てぶつけて、大番狂わせ起こしたい」と熱く語った。
ムエタイの強さ証明したい
小学5年からムエタイを始めた吉成選手(エイワスポーツジム所属)。アマチュア17冠を達成したほか、日本人初となるムエタイの2大殿堂タイトル統一も達成した。現在は汐入駅前にあるP.K.ムエタイジムで子どもたちに指導しながら、トレーニングを積む。
今回の相手は過去2度戦ったことのある優心選手(18)。アマチュアで120戦以上、プロでも7戦5勝と関係者から注目される選手だ。
幼い頃からジムで共に汗を流した品川朝陽さんは「友人で兄弟でライバルのような憧れの存在。大舞台を楽しんでほしい」とエールを送る。
吉成選手は「ムエタイ選手同士の試合。”立ち技最強”を多くの人に証明するのが自分の役割」と闘志を燃やす。
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