横須賀学院小学校で海外の学校とぬいぐるみを交換し、お互いの文化を紹介・理解し合う取り組みが続けられている。
異文化を理解するだけでなく、「言語が通じない相手といかにしてコミュニケーションをとるか」と自発的に考え行動することを学んでもらう目的で、同校で2008年から世界各国の小学校と連携して続けている取り組み。「トラベルテディ・プロジェクト」と名付け、互いにぬいぐるみを1体ずつ交換し、生徒が日替わりで自宅へ連れ帰って「ホームステイ」のように扱ったり、学校行事に一緒に参加したりと、まるで留学生のように扱う。さらに日々の行動はオンラインでの交流や交換日記、ブログ等を通じて報告し合い、互いの文化に触れていく。今年は台湾の大村小學校と交流。今月15日にはオンライン会議システム「Zoom」を通じ、横須賀学院小学校3年生と、大村小學校5年生が互いに言葉を交わし合った。
小出啓介校長は「児童たちにとってこれが外国人と触れ合う最初の機会。互いにわからないことを『なぜだろう』から始まり、理解しようと考えるきっかけにしてほしい」と話した。
横須賀学院からの”留学生”Senbei君はおよそ3カ月間台湾を訪問する予定。
![]() 互いにミニゲームで会話を楽しんだ
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![]() 今回の”留学生”Senbei君
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