湘南鷹取地区7自治会会員で組織される「湘南鷹取防犯対策委員会」=写真=が今年度の「安全安心なまちづくり関係功労者内閣総理大臣表彰」に選ばれた。
この表彰は犯罪に強い社会実現のため、安全安心なまちづくりの推進に顕著な功績や功労のあった個人や団体を顕彰し、取り組みを広く普及する目的で警察庁と法務省が毎年行っている。今回は全国から同委員会を含む計16団体が選出された。
「湘南鷹取防犯対策委員会」は2003年、侵入盗が急激に多発したことで住民が危機感を強め、地域の防犯力向上を目的に発足。鷹取小学校児童の登下校時に通学路に立つ見守り活動や校内巡回を毎日展開。毎月15日には市や警察署職員を招いた防犯講話を聞き、自治会ごとに「一斉防犯パトロール」を実施。有志住民によるペット散歩時の”ながらパトロール”、小学校職員やPTAも参加する防犯懇話会の毎月開催、市助成金を活用した防犯カメラの設置など、現在に至るまで地域一丸となり日夜活動を展開してきた。今回の表彰ではこうした長年の活動が評価された。
委員長を務める松坂裕さんは「これを推進力として新たなメンバーを増やし、活動の灯を消さないようさらに努力していかなければ」と気持ちを新たにした。
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