昨年募集された「中学生の『税についての作文』」で、横須賀税務署長賞を受賞した衣笠中2年の佐竹郁美さんが今月6日、同署で一日署長を体験した。
この作文は、国税庁と全国納税貯蓄組合連合会の共催で募っているもので、同署管内(横須賀市・三浦市)では7校から321編の応募があった。佐竹さんの受賞作品は、母親との会話をきっかけに、教科書や学校、義務教育に使われている税への”気付き”を表した内容。
佐竹さんは当日、記念品として贈られた印鑑を使って模擬決済や電子決済を体験=写真。さらに「署長の訓示」として、受賞作品を署員の前で朗読した。「昔は教科書を汚く使っていたが、働いている多くの人の税金であることを意識して、大切にしようと思うようになった」「(一日署長は)貴重な経験で楽しかった」と大役を終えてニッコリ。同署の鷹野加裕子署長は「税は人々の想いが込められているもの。社会や未来につながるものとして、考えながら使ってほしい」と語った。
横須賀版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>