2月21日で一時閉店することが決まっている「さいか屋横須賀店」(大滝町1の13)で、同店と横須賀の発展の生い立ちを重ね合わせて紹介する写真展「横須賀とさいか屋の歩み」が開かれている。期間は2月21日(日)まで。
江戸時代末期に浦賀で始めた呉服商を起源とし、1872年(明治5年)に新興地として活気を帯びてきた横須賀中央で創業した同店。当時の貴重な写真を振り出しに、軍都として急激に発展を遂げていった戦前・戦中・戦後の横須賀中央周辺の街並みの変遷が辿れる展示内容となっている。
同店は、1928年(昭和3年)に呉服店から百貨店へ移行。翌年から現在の商号である「さいか屋」を名乗るようになり、戦後は高度経済成長の波に乗り、大きな飛躍を遂げていった。そうした時代の移り変わりを、シンボルマークや新聞に掲載した戦時下を含む昭和時代の宣伝チラシ、年代ごとに異なる包装紙のデザインなどで確認することができる。
写真展は、昨秋に実施され大きな反響を呼び、閉店前に第2弾が実施されることになった。今回はタウンニュース社との共同企画として、読者が寄せた「さいか屋とのおもひでエピソード」の記事をパネルで紹介していくコーナーも設けられている。3階特設会場で入場無料。
同店は、今春にリニューアルして営業の継続を発表。現在の7フロア体制を5フロアに縮小し、地下の食品売り場の強化などに乗り出す。
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