横須賀・三浦 経済
公開日：2021.10.29
“楽しさ”提供する施設へ
さいか屋南館リニューアルで賑わい
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以前のカラオケにe-sports設備なども取り入れた南館
さいか屋横須賀店が10月20日、しばらくの間一部テナントのみの営業となっていた南館を「娯楽の殿堂 さいか屋 ｅＳＴＡＧＥ」として大幅リニューアルした。
南館は１９９０年、レストラン街や文化ホールなどを有する「コミュニティ館」として開館。当時は大通り館と新館とともに、横須賀中央の中心的な存在として人気を博していた。その後、カラオケ大手「シダックス」を誘致。一時期、ソーシャルゲームとコラボしたスペースに転換し、２０１８年以降は２階の中華レストラン「煌蘭」などを除いて、大きな活用がされてこなかった。
新施設は１階と４階から６階までを「ｅＳＴＡＧＥ」とし、カラオケに加えてｅ―ｓｐｏｒｔｓやダーツ、ワーキングスペースなどを用意。百貨店が独自にこうした複合型娯楽施設を運営するのは、全国的に珍しい試みという。
当日朝10時、入口付近には開店を待つ人が行列をなした。常連客だったという女性は「８シダックスが閉まってから）しばらくは他の店で歌っていたけど、やっぱりさいか屋が好き。新しくきれいになった場所でまた歌えて嬉しい」と話した。新たに同施設の支配人に就任した廣田昭彦さんは「ご年配から学生の方まで幅広く地域に愛され、末永くご愛顧いただける場所に育てていければ」と意気込みを語った。
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