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ボランティアでつなぐ困窮支援 飲食店が売れ残り弁当を提供

経済

掲載号:2021年11月19日号

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運送ボランティアに「弁当」を託す
運送ボランティアに「弁当」を託す

 コロナ禍で増えている飲食店のテイクアウトや弁当の販売。曜日や時間、天候の影響など販売数の予測は難しく、売れ残りに頭を悩ませる店舗も少なくない。若松町の茶屋本店でも手作り弁当の販売を強化する中で、閉店時に残っているものを廃棄せざるを得ない状況に、心を痛めていたという。

 「まだ美味しく食べられるお弁当。誰かの役に立てないか」―。行政機関などに相談し、先月末から閉店後、売れ残った弁当やおにぎり・総菜を、子ども食堂を開設している「よこすかなかながや」(池上4の5の11)に届ける取り組みを始めている。

子ども食堂から配達

 店舗から「なかながや」への配送は、吉井にあるミエコーポレーションリミテッドがボランティアで協力。運送業に携わっており、テレビ番組で同団体の和田信一代表の子ども支援活動を見たことがきっかけでつながったという。月曜から金曜日、閉店後の午後6時すぎに同社のスタッフが受け取りに行き、池上の「なかながや」に配送している。そこから別のボランティアが各家庭に届けている。

 同団体では、朝夕の子ども食堂の活動、困窮世帯などへの食材を届けており、支援が必要な家庭への弁当配達も加わった形だ。「コロナ禍の影響もあるが、生活に困っている世帯の状況はとても厳しい」と和田さん。食材の提供は重宝しているという家庭も多いというが、「お弁当はすぐ食べることができるので助かっている」と届け先で感謝の言葉をもらっているという。

 ただ、各家庭へ配送するボランティアの人手不足が悩み。作ったその日のうちに食べることが原則のため、「届ける人の連携が頼みの綱。少しの時間でも協力してもらえる人がいれば、声をかけてほしい」と話す。

「捨てない」知恵凝らす

 「毎日種類や数は異なるが、私たちが一生懸命作ったお弁当で一人でも多くの人を笑顔にできたら」と、「送り出す側」である茶屋本店の島田温実さん。夕食用の販売を伸ばしたい狙いもある一方で、閉店前に「売り切る」難しさもあるという。弁当提供は、廃棄ロスの削減にもなる取り組みで、地元企業として地域貢献にもつなげたい考えだ。

※家庭への配送ボランティアについては「なかながや」の和田さん(【携帯電話】080・3445・7636)へ連絡を。

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