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横須賀・三浦 教育

公開日:2021.12.10

鷹取小児童企画の「駅ごと弁当」
声張り上げ600食完売

  • 児童が販売や呼び込みも担当

 鷹取小学校の5年生が「総合的な学習の時間」で取り組んでいる追浜の「駅ごと弁当」の販売会が12月2日、西友鷹取店前の広場で開かれた。

 追浜の飲食事業者らの発案で展開している「駅弁半島実行委員会」が協力した企画。児童たちは、アイデアのプレゼンテーションや深浦漁港の見学のほか、校内の畑での野菜栽培などに取り組みながらメニューを考えた。「おいしさ満点!追浜カラフル弁当」「鷹取カラフル弁当」と名付け、地元食材をふんだんに使った。追浜の寿徳庵とうれしたのし屋が商品化。栄養バランスの分析は関東学院大学の社会連携センターが担当した。

 地元町内会も児童の活動に協力し、事前予約のチラシを配布。当日は地域ごとに販売スペースを設けて、それぞれ約300食を売り切った。「彩りや栄養など難しいことも多かったけれど、地元の食材を知れてよかった。今までの努力が実って嬉しい。販売も楽しかった」と5年の押井結花さん。弁当には、購入者へのお礼の手紙も添えた。担任の松本修教諭は「取り組みの過程を通して、売り方や食材のこだわり、主体的に考える力が身についたと思う。今後は振り返りをしながら、地域の良さを学びに変えていきたい」と話した。

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