太平洋戦争で犠牲となった旧海軍工作学校戦没者の第45回慰霊祭が、5月22日に久里浜公園で行われた。遺族や地元関係者など23人が出席し、工作兵の功績をたたえ、冥福を祈った=写真/久里浜観光協会提供。
現在は学校や図書館、行政センターなどが立ち並ぶ久里浜6丁目付近に、海軍工作学校が創設されたのは1941年。溶接や潜水など工作術を学ぶ教育機関として旧日本軍が開校した。4年半で輩出した卒業生は2万人超。そのうち5千人以上が戦地で命を落としたという。
こうした史実を後世に伝えようと、学校跡地の中心部にあたる同園で、毎年同日に営まれている。この日も祝詞が奏上され、参列者は玉串や追悼の言葉などを捧げた。
横須賀版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>