日産追浜工場で記録会
車いすで青空の下快走
12月6日
「子育て中のママとパパに一息つけるリフレッシュタイムをプレゼントします──」
市内在住の女子高生が考えた商店街活性化イベントが9月25日、上町地区で試験的に行われた。
未就学児の子どもを商店街の空きスペースなどで一定時間預かり、親たちにショッピングやカフェで自由な時間を過ごしてもらう。若いファミリー世代を商店街に招き入れる、横浜女学院2年生の入濱菫さんと三田早希子さんのアイデアを上町商店街連合会が採用した。
2人は、中高生が起業やビジネスに触れる機会を設けている横須賀市産業振興財団が主催する「よこすか起業部」のメンバー。子育て世代に向けたサービスを用意することで、来街者を増やすことができるのではないか、という仮説を立てて検証を試みた。
イベントのPRチラシを作成し、対象世代が集まる子育て支援施設などに配架。すると用意した6家族18人の定員枠がすぐにいっぱいになった。
当日は、2人が子どもたちの面倒を引き受け、手作りした布製のおもちゃや新聞紙プール、絵本の読み聞かせなどをしながら過ごした。保育士資格を有している三田さんの母親も"助っ人"として立ち会った。
同商店街連合会の高梨治会長は「高校生の2人が見えていなかった子育て世代のニーズを可視化してくれた。商店街の救世主のような存在。アイデアを活かしたい」と述べた。
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