横須賀・三浦 教育
公開日:2023.06.16
地元企業の可能性探る
三浦学苑で特別授業
中高生と地元企業がタッグを組み、横須賀市と事業者の持つ可能性(リソース)を探求する「よこすかengine」プロジェクトが6月8日、三浦学苑普通科総合コース1年生を対象に開始された。
当日は市内で事業を手掛ける5企業と生徒が各教室でディスカッションを行い、地元の魅力や価値を再認識した。よこすかポートマーケットを運営するいちご株式会社(東京都千代田区)は、同社が持つ不動産再生の「可能性」を地域活性化へ活用したモデルを提示。参加生徒の1人は「自分の個性や得意分野が思わぬところで社会の役に立つことがわかった」とリソースを生かすことへの理解を高めた。
今回の授業を取り仕切る同校武冨一樹教諭は「地元企業とのふれあいを通して社会と自分のかかわりを実感してもらえたら」と生徒の主体性向上に期待した。
今期は秋と冬に再び同様の交流会が行われ、学びを深めていく。
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