横須賀・三浦 教育
公開日：2023.10.06
プレイバックシアター
傍観者はダメ
いじめ題材の即興劇
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児童も参加した即興劇。勇気を出していじめを止めに入るシーン
プレイバックシアターと呼ばれる即興劇の手法を用いていじめ防止を呼びかける出前授業が９月28日・29日の両日、船越小学校で行われた。
プレイバックシアターとは、観客が自分の体験した出来事などを語り、台本なしで演者がその場で演じるニューヨークで誕生した表現手法。横浜市を拠点とする劇団プレイバッカーズが全国で公演を行っている。
この日の授業では、５年生の児童が過去に受けたいじめの経験をクラス全員の前で伝え、それを劇団員が数分の劇に変換して演じた。
ある女児は、日本代表のユニフォームを着用してサッカークラブの練習に参加した際に「下手くそに着る権利はない」とチームメイトから心無い言葉を浴びせられたことを発言。劇を通して客観視することで心の痛みをわかちあった。
同劇団のいじめ劇では、傍観者をつくらないことをテーマとしており「やめようと言う」「仲間に入らない」「大人に言う」「仲良くする」の４つを掲げ、進行役の佐藤久美子さん＝人物風土記で紹介＝が「自分にできることを考え、行動しよう」と呼びかけた。
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