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横須賀・三浦 文化

公開日:2023.11.24

横須賀美術館の企画展
韓国絵本の最前線
初日に日韓音楽家が演奏

  • 互いの国の童謡唱歌を奏で日韓交流を図った

 近年、世界的な評価を集めている韓国絵本作家に焦点を当てた企画展「となりの国の絵本 躍動する韓国イラストレーションの世界」が横須賀美術館で開かれている。会期は12月24日(日)まで。

 まとまった規模で韓国絵本が紹介されるのは国内初。2020年代に入ってから国際アンデルセン賞画家賞を受賞したスージー・リーやブラチスラバ世界絵本原画展で金のリンゴ賞を獲得したイ・ミョンエほか、一線で活躍する9人の作家の原画や制作過程のスケッチなど約200点を一堂に集めて紹介している。

 初日の11月18日には、企画展にちなんで日韓の音楽家によるクラシックコンサートが同館のエントランスホールで開かれた。よこすかの音楽家を支援する会と神奈川韓国綜合教育院が招聘した音楽家、計11人が優雅な音色と美声を響かせた。両国の童謡唱歌である『故郷の春』(韓国)と『ふるさと』(日本)を一緒に奏でる場面もあり、聴衆の郷愁を誘った。

絵本で知る韓国文化

 同展の関連図書資料展示として所蔵資料を集めたコーナーを設けている。

 展示作品を解説しているカタログや韓国絵本の原書(ハングル表記)、日本語翻訳版などが手に取って読める。ページをめくりながら韓国の文化に触れることができる。利用は無料。場所は同館図書室。

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