今年4月から全庁的に生成AI「Chat GPT」を導入した横須賀市は、活用の中で得られた好事例の共有やスキルの向上を目的とした「Chat GPT活用コンテスト」を職員対象に実施した。11月20日には最終審査会が行われ、全52件の応募から健康部・健康保険課の山田雄大(たかひろ)さんによる「突合業務をExcel関数で業務効率化」が最優秀賞を受賞した。
作業時間10%以下に
山田さんは保険組合による医療費の支払いが適切に行われたかを確認する突き合わせ業務について、Chat GPTが提案した表計算関数を活用することで1ヵ月あたり約2時間かかっていた作業を10分までに短縮。業務単純化により人的ミスも減少も実現した。内部事務の削減で、市民への窓口・電話対応をより強化できるとしている。
コンテストを企画した同市デジタルガバメント推進室は、今回の入賞案件を同市が運営するWebサイト「自治体AI活用マガジン」などで市内外へ共有して全国自治体の業務効率化につなげていく方針だ。
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