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横須賀・三浦版 公開:2025年6月20日 エリアトップへ

通信技術、進化の過程辿る YRP、無線展示室一般公開

教育

公開:2025年6月20日

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蓄音機や初期の電話機などの展示
蓄音機や初期の電話機などの展示

 横須賀市光の丘にある(株)YRP(横須賀リサーチパーク)は6月27日(金)、敷地内の無線歴史展示室を一般公開する。蓄音機やモールス信号機、初期の携帯電話など貴重な展示品を観覧できる。通信技術が開発された1800年代中期からインターネットに発展するまでの歴史をパネルで詳細に説明し、進化の歴史が一目でわかる構成になっている。

 横須賀市は1854年、久里浜に来航したペリー一行により電信機が持ち込まれて以来、ロシアなど近隣諸国の脅威に対抗しようと無線技術の開発拠点が置かれた歴史がある。1997年、新たに設けられた電波の世界統一規格をクリアする技術を通信会社が協力し合って確立するため、光の丘に合同研究施設としてYRPが設置された。

 展示室では、研究に参画したNTTなど各通信各社等が寄贈した、実際に使用されていた電話機、開発当時のラジオなど数々の機器が並び、当時を知る資料となっている。近隣の中学校や企業が研修の一環で見学する機会も多いという。

 通常は10人以上の団体のみ受け付けているが、今回は個人や家族単位での来館を呼びかける。YRPの上之段功代表取締役専務は「普段は見学に来られない多くの人に見てもらえる機会にしたい。先人の功績を紹介して、市民が電波技術の最先端に住んでいる誇りを持つきっかけになれば」と語った。

 開館日に合わせてYouTube上に音声解説動画を公開し、説明を聴きながら各展示品を観覧できる。モールス信号を打電できる体験イベントも用意する。

 入場無料で申し込み不要。時間は午後1時30分から4時まで。問い合わせはYRP046・847・5000。

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