横須賀・三浦 社会
公開日:2025.09.12
田浦メガソーラ施設
上地市長「景色に違和感」
9月議会 ふじその議員の質問
横須賀市議会9月定例会で、再生可能エネルギーの導入と自然・景観保全を巡る議論が繰り広げられた。
舞台は同市田浦地区で2024年12月に稼働した「湘南田浦メガソーラー」。一般質問に立った日本共産党のふじそのあき議員が「事業者が森林を伐採して設置したソーラーパネルの異様な光景に地元住民の戸惑いが広がっている」と発言した。SNSでも「森が消滅してパネルになった」といった批判的な声が上がっており、現状の姿を問題視。ゼロカーボンシティを掲げる横須賀市の施策と景観保全の整合性について上地克明市長に質し、「市独自の設置ルールを設ける必要がある」と主張した。
これに対し、上地市長は「私も違和感を持っている」と述べ、パネルの不規則な並びについて、景観の悪化を認めた。だが、事業者は国の法令に基づいて事業を進めており、規制することの難しさを伝えた。森林伐採による土砂崩れの懸念が市民の間で高まっていることについては、「今回の件を教訓に全国の事例も参考にしながら、景観や土地利用を規制する条例を検討していきたい」と答弁した。再エネ促進の行動計画である「ゼロカーボンシティ横須賀2050アクションプラン」が規制を目的としていなかったことに対しても、今後見直していく可能性を示唆した。
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