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横須賀・三浦 社会

公開日:2025.10.17

横須賀市×市医師会
成人用ワクチン手帳配布

  • 接種記録などを記入できる

 横須賀市は10月9日、成人用ワクチン手帳の配布を開始したと発表した。(一社)横須賀市医師会(高宮光会長)の提案により実現したもので、県内初の取り組み。母子手帳で予防接種を管理している子どもと違い、大人は自己管理がされていない現状があった。受診時に医療機関側が記入する。高宮会長は「肺炎球菌や帯状疱疹、新型コロナウイルス、インフルエンザは特に定期接種で大切なワクチン。そのためにも手帳を利用してもらえれば」と話している。

 手帳はA6サイズで表裏表紙を除き15ページの仕様。B型肺炎やRSウイルスなど約16の疾患のワクチン接種時期、回数などを記載しており、うち8つのワクチンの接種日やワクチン名、ロット番号などを記入するページを設けている。高宮会長は「高齢者が病気にかかると虚弱化や認知機能の低下を招きやすいため、何よりも病気にかからないことが重要。そのためにも手帳を利用してもらえれば」と活用を呼びかける。

 上地克明市長は「コロナ禍において市民の健康を守るために医師会と連携してきた。その延長線上に手帳の作成があり、市民の健康づくりに役立てば」と述べた。手帳は市内約200の医療機関で配布している。

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