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公開日:2026.09.25

横須賀市 10月から水道料金値上げ 背景に管の老朽化など

  • 10月から水道料金値上げ (写真1)

 水道管の老朽化対策や物価高騰などを背景に、横須賀市は10月1日以降の利用分から水道料金および下水道使用料を改定する。平均10・4%の引き上げとなるが、利用者の急激な負担増を避けるため、2028年4月1日(同6・1%)との二段階で行う方針だ。

 横須賀市の水道事業は、主な水源地である相模川からの距離が遠く、市内には山が多いという地形的特徴がある。そのため、高台に設けられた「配水池」へ汲み上げる必要があるなど、他都市と比較して水道管やポンプなどの施設がより多く必要となるのが特徴だ。

 料金引き上げの要因となっているのが、こうした設備の「老朽化」。水道管の耐用年数は一般的に約40年とされるが、市内の地中に走る約1500Kmの水道管のうち、約40%が高度経済成長期の1970〜80年代に整備されたもので、一斉に更新時期を迎えている。

 これに追い打ちをかけるのが、近年の物価高騰だ。円安に伴う輸入物価の上昇をはじめ、人件費や物流費の高騰により、下水処理にかかる電気代や水道工事費が大幅に増加している。市はこれまでも経費削減や業務効率化により対策を進めてきたが、それだけでは補い切れない状況だ。

 さらに、水道事業は利用者からの料金収入で成り立っているが、人口減少に伴って水の使用量が減ることにより、収入自体が年々減少していることも引き上げの要因となっている。

耐震に優れた管へ

 老朽化対策として新しく入れ替える水道管は、柔軟性があり継ぎ目が抜けない構造となっているため、耐震化にもつながるという。

 新料金による請求時期は家庭ごとの検診月により異なるが、10月1日以降の利用分から引き上げの対象となる。

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