連載 100まで元気!健康ワンポイントアドバイス 三浦市社会福祉協議会 成田慎一
第七回「運動」
11月4日に開催された『三浦市民健康大学オープンキャンパス』では、28名がフレイルチェック測定会に参加され、そのほかロコモ度チェックなど各ブースもにぎわい見せ、健康意識の高まりを感じることができました。
12月18日(火)にも南下浦市民センターで午後1時30分から測定会があります。まだ受けてない方は、この機会に是非社協の成田までお申込み下さい。
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さて、今回は「どんどんデイサービスセンター」の山田泰之管理者に運動について聞きました。
まず、よく質問がある「どのような運動をしたらよいか」ですが、基本的に高齢者の筋力は、ある一定の負荷をかければ増強します。「一定の負荷」とは回数にして10回から15回ほどで、ちょうど疲れるくらいが目安です。自分自身の体の重さで足りなければ、重りなどをつけてもいいでしょう。1日に2回から3回繰り返すと効果的ですが、その際、次の日に疲れが残らない程度にしておくことが大切です。
また、「どこの筋肉を鍛えるとよいか」ですが、だんだんと抗重力筋と呼ばれる体幹(腹部・背部)・でん部・太もも・ふくらはぎの筋肉が衰えてきますので、重力に逆らう運動が必要になります。そういった動作に必要な筋肉を鍛えることで筋肉量が増え、全身の代謝を促進。持久力もついて、予備力の向上にもつながってくるそうです。
次回も山田管理者に運動をテーマに具体的な話を聞きます。
(つづく)
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