連載8 世界一の素敵親子をめざして 文・家庭教育支援チーム「はっぴー子育て応援団」
令和初めての夏は、低温続きの梅雨から一気に猛暑となりました。夏休みは子ども達が家庭で過ごす時間も多く、親子のふれあいを通して成長した子どもの表情が大人っぽくなったと感じる季節になりました。はっぴー子育て応援団の夏休みのイベントは、「親子で学ぼうSDGs(持続可能な開発目標)」と「アメリカ有名大学(バークレー、UCLA、デイビス)学生による1DAY英語ワークショップ」を開催しました。センスにあふれ子どもの心を引きつける学生のエネルギーに感動。「もっと英語が話したくなった」と嬉しい感想に、今後も時代をとらえた本物にふれる機会を提供したいと思いました。
最近「認知能力と非認知能力」という言葉が話題ですが、ご存知ですか?子育て中の方には、ぜひ知っていてほしい言葉です。人間の能力には認知能力と非認知能力があります。認知能力は知能テストや学力テストなど点数で測定が出来る能力。非認知能力とは、意欲、自信、忍耐、自立、自制、協調、共感、コミュニケーション能力といった測定できない能力。学齢期になれば認知能力は成績として表れるので、養育者はそこに目を向け将来の入試及び最終学歴に備えます。しかし、非認知能力の高さが学歴、雇用、収入に影響する事が様々な調査で明らかになってきました。では、非認知能力を高めるにはどうしたら良いでしょうか。
非認知能力は、心が基盤です。心を育てる基本は家庭。つまり養育者の関わり方が子どもの非認知能力を高める要(かなめ)となります。数字で評価出来ず、日々積み重ねで養われる能力で、養育者も時間をかけて取り組む必要があります。私達が提供する「トリプルP」プログラムは、非認知能力を向上させる事が証明されています。ご興味がある方は11月から始まるグループワークにご参加してみてはいかがでしょうか。
AI(人工知能)化が進み、AIに使われない人作りが課題になっていますが、まさに非認知能力の高い人作りが重要なのだと思います。時代は変わっても子育ては人間にしか出来ない大変尊い“仕事”です。 (つづく)
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