連載25 世界一の素敵親子をめざして 文・家庭教育支援チーム「はっぴー子育て応援団」
最近テレビ番組のキャンペーンや特集、企業広告などで目にするようになったＳＤＧｓをご存知ですか。子ども達にも認知度が上がってきたＳＤＧｓを今月・来月でお伝えします。ＳＤＧｓとは「SustainableDevelopmentGoals（持続可能な開発目標）」。２０１５年の国連サミットで採択されたもので、国連加盟１９３カ国が２０３０年までに経済・社会・環境の側面から持続可能でより良い世界を目指すための17の目標です＝写真。「誰ひとり取り残さない」（弱い立場の人々に焦点を当てる）を合い言葉に、地球上で生きる私たち一人ひとりが取り組むべき達成目標です。
昨年最も達成度の高い国はスウェーデン、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツの順で上位10位までは欧州諸国が占め、日本は17位でした。１９９の国連加盟国のうち１６６カ国のランク付けで17位なら悪くない!?どう感じますか？
目標４「質の高い教育」目標９「産業と技術革新の基板」目標16「平和と公正」を達成し、目標５「ジェンダー平等」目標13「気候変動対策」目標14「海の豊かさ」目標15「陸の豊かさ」目標17「パートナーシップ」は、かなりの努力を必要としています。「ジェンダー平等」は、話題になることも多く私たちの日々の生活に関わりが深いものです。「外で働くのは男、家のことをするのは女」｢男は青、女はピンク」と決めつける、こういった先入観がジェンダーの不平等や差別を生んでいると言われています。我が家にも「私が料理を作り主人が食べる」といった変えることの出来ないジェンダー問題が存在しています！皆さんのご家庭ではいかがですか？10年後の主人公は、子ども達です。目標達成に向けて私達が今できることを考えていきませんか。 (つづく)
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