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三浦 コラム

公開日:2021.03.19

連載26
世界一の素敵親子をめざして
文・家庭教育支援チーム「はっぴー子育て応援団」

 前号よりお伝えしていますSDGs( Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)は、2030年までに世界中のすべての人が取り組むべき17の目標です。皆さんは、どの目標に関心をお持ちですか。一見、自分には関係ないと思われがちですが、私たちの生活すべてがSDGsに繋がっています。親子で理解しやすい日常の場面をご紹介します。



・コロナ対策で手洗い、うがいをする(目標1)



・出された食事を全部食べる(目標2)



・障害のある子と友達になる(目標5)



・水筒持参でペットボトル削減およびリサイクルに取り組む(目標12)



 子どもがSDGsを理解するには動画がおすすめです!国連広報センターによる「機関車トーマスとなかまたち:SDGs出発進行」シリーズは、幼稚園児でも親しみやすく、3月末からは、NHKのEテレで様々な角度から紹介する番組がスタートするようです。私たちの生活にさらに馴染んできそうですね。



 この大きな目標を達成するために子どもには、知るチャンスを与え、一緒に話し考え、行動するサイクルが必要です。日本人は、世界の中で「海老好き」と言われています。海老には頭があり硬い殻がついていますが、店舗で見かけるほとんどは「むきえび」として売られています。海老の生産国では、殻を取る人々がいること、その中には子どもの力が存在していると知っている日本の子どもはどのくらいいるでしょうか。私たちの生活を支える便利で安価な商品の向こうにある小さな力の存在を知ることがSDGsのアクションを起こす一歩と言えます。



 世界中のすべての子どもが「生まれてきて良かった」と思える社会の実現にむけてSDGsが存在しています。



(つづく)

 

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