8年後、何してますか
2005年に久木小学校を卒業した児童らが成人式を控えた13日、同校に集まり、8年前に埋めたタイムカプセルと”ご対面”した。市制50周年を記念して当時卒業委員を務めた保護者らが企画。6年生3クラスの児童が20歳の自分に宛ててメッセージをしたためた。元々は成人式当日に掘り起こす予定だったが、目印にしていた木が移植されてしまったこともあり、有志が前日に集まって発掘することに。予定時間が近づくと約50人の元生徒らが続々と学校に集まった。「変わってないね」「今どうしてる」。再会を喜びながら、シャベルや鍬で土を掘り進めた。
「あったぞ」-。約1時間後、カプセルがお目見えすると歓声があがった。開封すると中からメッセージカードや玩具が。カードには「オリンピック出てるかな」「漢字と算数はできてますか」など8年前の自分からの質問がずらりと並んだ。「将来弁護士になっていたいな」としたためた佐藤美波さんは「今とかけ離れているのがおかしい。でも、芯はぶれてないと思う」と笑顔を浮かべた。当時教諭だった角井淳さんは「みんな立派になった。今日を糧にまた元気に輝いていってほしい」とエールを送った。
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