大手タイヤメーカー、仏ミシュランがこのほど発行した「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」の改訂第3版に「葉山マリーナ周辺」が初めて掲載された。旅行者へのお勧め度で「興味深い」に相当する一つ星にランク付けされている。
同ガイドはフランスの旅行者向けに発売されているもので、現地の編集者らが日本国内の観光地を実地調査。訪れたときの第一印象や知名度、美観など9つの基準に応じて星なしから三つ星まで分類している。今回の改訂では三浦半島など8カ所に「近くにいれば寄り道をして訪れるべき場所」の二つ星、同マリーナほか41カ所が一つ星として新たに加えられている。ユネスコへの登録を目指す鎌倉は「わざわざ旅行する価値がある」の三つ星だった。
一つ星の評価を受けて町観光協会の角田悦夫会長は「葉山港などは海のレジャー産業の核になる場所。今後外から人を呼び込むきっかけになれば」と期待を寄せた。
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