商工会と湘南信金 連携強化で経営支援
逗子市商工会(湊屋孝之会長)と湘南信用金庫(石渡卓理事長)は先月24日、逗子市内の中小企業経営の支援を目的とする「業務連携・協力に関する覚書」を締結した。商工会が経営者と信金の橋渡しをすることで、市内における起業や新規事業の拡大、経営改善の相談などで円滑化を図るという。
締結式で商工会の湊屋会長は「個店の活力は地域の活力でもあり、今回の締結は意義深い。会員が経営改革するうえで選択肢が増えれば」とあいさつ。湘南信金の石渡理事長は「創業25周年を迎える今年、全店規模で地域活性化の支援を進めている。逗子のために微力ながら手伝いができれば」と述べた。
同信金との業務連携は鎌倉市、寒川市の商工団体につ続く3例目で、逗子市商工会として金融機関との業務連携は初めて。経営相談などについて相互支援を行うほか、市内経済や中小企業の情報交換、事業者向けのセミナーや商談会を開催するなどし、両者による包括的な支援を目指す。同商工会では「経営に関する相談事があれば気軽に寄せてほしい」としている。
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