逗子海水浴場の運営方針などについて話し合うあり方検討会の9回目の会合が先月27日、逗子市役所で行われ、海の家を運営する逗子海岸営業協同組合(原敦理事長)が初参加した。同組合をめぐっては市を相手に提訴していたため検討会に出席しない状況が続いていたが、同17日までに提訴を取り下げたことで今回から正式にメンバー入りした。
原理事長は「検討会の残り回数も少なくなり、1日も早く参加すべきと考えた」と経緯を説明。参加者に「これまで一部店舗が騒音などで迷惑をかけた」と陳謝した上で「ともにより良い海を作りたい」と述べた。
この日の主な議題は海の家の営業時間と音楽。組合側から来年度の運営方針や営業時間延長、店内BGM使用の試案が提出されたが、参加者からは「ルールを徹底するというが、9年間改善されたことがなく信用できない」「営業時間、音楽云々を言う前に組合の管理体制を見直すのが先だ」など厳しい声が相次いだ。検討会後、原理事長は「出席者は海岸近くに住む人がほとんど。声は重く受け止める」と話した。
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