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かざはやファクトリー 古民家をシェアオフィスに 若手事業者が空き家活用

社会

掲載号:2015年4月24日号

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築80年の古民家を改修した「かざはやファクトリー」代表の清水さん(=13日、堀内)。利用者からの反応も上々という
築80年の古民家を改修した「かざはやファクトリー」代表の清水さん(=13日、堀内)。利用者からの反応も上々という

 堀内にこのほど、築80年の古民家を改修したシェアオフィス「かざはやファクトリー」がオープンした。葉山在住の一級建築士、清水淳さん(42)が発案。地域に増加する空き家が問題視される中、「空き家を有効活用する事例のひとつになれば」と話している。

 シェアオフィスは複数の利用者が同じ場所を共有する事務所の形態。空きビルの活用策として東京や大阪などに多く見られるが、民家を利用したものは珍しい。

 場所は国道134号線の風早橋交差点から小道を奥に入ってほどなく。約100平方メートルの平屋建ての屋内は古民家の風情を残しつつも、利用者が仕事をするためのスペースが整備され、会議用の共有スペースやオフィス機器も備えられている。

 元々は自宅で仕事をしながら事務所を探していた清水さん。数年前に付き合いのあった隣人が亡くなり、その後建屋が空き家になっていたため、親族の了承を得て改装した。使われなった建物が傷むことへの「もったいない」という気持ちだけでなく、地域に増える空き家を危惧する思いもあったという清水さん。「普段歩く道でも空き家が目につく。景観や防犯上の観点からもそうした状況は良くないと考えた」と話す。

 一方、シェアオフィスは事業者にとっても利点がある。賃料が割安になる上、個人事業主同士で情報交換したり、入居者同士で新たなビジネスを発想する場にもなるからだ。オープンからおよそ半月。すでに13あるブースのほとんどは借り手がつき、イラストレーターやライター、デザイナーなど様々な業種の事業者が利用する。反応も上々で、オープン当初から利用するグラフィックデザイナーの小森谷もえさんは「小さい子どもがいるので家だとどうしても仕事だけに集中できない。ここへ来て効率も上がったし、他の人と情報交換できるのも嬉しい」と笑顔を見せる。清水さんは「空き家にはこういう利用方法もあると発信することで地域の空き家が減るきっかけになれば」と話した。

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